| いくら高価な塗料を使っても、素地にムラがあると美しい光沢は生まれません。研磨によって生まれる微妙な凹凸を均一に整えることで、どの角度からも同様の光沢が得られるのです。指先の感触に集中し、柔らかく「研ぎ」の作業は行われます。素地の大切さを知っているからこそ、「研ぎ」の作業が終わるまで他に手を付けない。手を離さない。(もちろん電話にも出ません)作業の質は、塗装面に「無言」のうちに表れるのです。 |
スプレーガンやエアーブラシは、その性能によって塗料の粒子の大きさが異なります。但し、高性能のものを使っているからといって、いい塗装面が出来上がるというわけではありません。その日の気温や湿度、大気中の塵の量によっても、仕上がりに大きな差が生まれます。それらすべてを敏感に感じ取って対応するのが「匠」であると考えます。噴出量や噴出圧を繊細にコントロールし、塗装面に対して並行均一に….。内側から湧き出る艶が、「匠」の技術の証です。 |
塗料をボディに塗り込むという作業、それを塗装と言います。単純に塗料が塗装面に「載る」のが塗装ということになります。ヌクイは塗料を載せるのではなく、「定着」させ、塗装面と一体化させることを心がけています。丁寧な素地仕上げを行うことで、塗料の定着性が上がり、塗装面との一体化が生まれます。薄く、ひたすら薄く、何層にも重ねられた塗料だから内側から光沢がわき上がるのです。ヌクイは、耐久性・耐候性に優れた、美しい光沢を蘇らせます。 |